ロードバランサに関するネットワークスペシャリスト試験
以下に「ロードバランサ」をテーマとした
ネットワークスペシャリスト試験対策用の
**選択式・穴埋め・誤文訂正問題(全10問)**を一気に作成しました。
「ロードバランサ」に関するネットワークスペシャリスト試験対策問題(10問)
■ 問題 1
ロードバランサの主な役割はどれか。
A. ストレージ容量の拡張
B. 通信速度の固定化
C. 処理要求を複数のサーバに分散すること
D. 端末認証の実行
【正解】C
【解説】ロードバランサは、負荷分散装置であり、サーバ群にリクエストを効率的に振り分ける。
【穴埋め】ロードバランサは「処理要求を______に分散する」。
→ 複数のサーバ
【誤文訂正】A/B/D:ロードバランサの役割ではない。
■ 問題 2
ロードバランサの分散方式として、リクエスト数が均等になるように分ける方式はどれか。
A. ラウンドロビン
B. 最短応答時間方式
C. 最小接続方式
D. ソースIPハッシュ方式
【正解】A
【解説】ラウンドロビンは順番にサーバを回してリクエストを振り分ける方式。
【穴埋め】ラウンドロビンはリクエストを「______に振り分ける」。
→ 均等
【誤文訂正】B/C/D:異なる分散方式。
■ 問題 3
SSL終端処理を行うロードバランサの機能はどれか。
A. コンテンツキャッシュ
B. セッション固定
C. 暗号化解除処理
D. DNS解決
【正解】C
【解説】SSL終端型ロードバランサは、暗号化された通信を受け取って復号する。
【穴埋め】SSL終端型はSSLの「______」を行う。
→ 解除(復号)
【誤文訂正】A/B/D:SSL処理の内容ではない。
■ 問題 4
ロードバランサがL4で動作する場合、制御対象となる情報はどれか。
A. URLパス
B. HTTPヘッダ
C. IPアドレスとポート番号
D. HTMLコンテンツ
【正解】C
【解説】L4ロードバランサは、OSI参照モデルの第4層(トランスポート層)で動作し、IPとポートを基に分散を行う。
【穴埋め】L4ロードバランサは「______とポート」を基に振り分ける。
→ IPアドレス
【誤文訂正】A/B/D:L7(アプリケーション層)での情報。
■ 問題 5
L7ロードバランサで使用される主な情報はどれか。
A. MACアドレス
B. IPフラグメント
C. HTTPリクエスト情報
D. DNSキャッシュ
【正解】C
【解説】L7ロードバランサはHTTPなどのアプリケーション層情報をもとに制御する。
【穴埋め】L7では「______」などの情報を解析する。
→ HTTPリクエスト
【誤文訂正】A/B/D:下位層または関連性の薄い情報。
■ 問題 6
以下のうち、ロードバランサの冗長構成のために用いられる技術はどれか。
A. RAID
B. VRRP
C. SNMP
D. NAT-T
【正解】B
【解説】VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)はロードバランサを冗長化する際によく使われる。
【穴埋め】ロードバランサの冗長化には「______」が使われる。
→ VRRP
【誤文訂正】A/C/D:冗長化の役割を担わない。
■ 問題 7
ロードバランサで「セッションアフィニティ(スティッキーセッション)」が必要な理由は何か。
A. 通信を暗号化するため
B. クライアントごとに常に同じサーバに接続させるため
C. データを圧縮するため
D. ルーティングを高速化するため
【正解】B
【解説】セッションアフィニティにより、ユーザ状態を保持した処理が可能となる。
【穴埋め】セッションアフィニティは「同じクライアントを同じ______に接続させる」。
→ サーバ
【誤文訂正】A/C/D:目的が異なる。
■ 問題 8
ヘルスチェックによりロードバランサが確認することは何か。
A. サーバのBIOS設定
B. 通信相手のMACアドレス
C. サーバの稼働状況
D. DNSの応答時間
【正解】C
【解説】ヘルスチェックにより、死活確認を行い、停止中のサーバを除外できる。
【穴埋め】ヘルスチェックは「サーバの______」を確認する。
→ 稼働状況
【誤文訂正】A/B/D:死活確認の対象ではない。
■ 問題 9
ロードバランサの導入によって得られるメリットはどれか。
A. IPアドレスの節約
B. サーバアクセスの分散と可用性向上
C. サーバの省電力化
D. 通信コストの増加
【正解】B
【解説】負荷分散により障害時の対応や応答性能の向上が期待できる。
【穴埋め】ロードバランサは「可用性と______」を向上させる。
→ 負荷分散
【誤文訂正】A/C/D:メリットとならない。
■ 問題 10
クラウド環境でよく利用されるソフトウェア型ロードバランサはどれか。
A. Apache
B. NGINX
C. OpenSSH
D. DHCPD
【正解】B
【解説】NGINXはHTTP/HTTPSのL7ロードバランサとして広く使われる。
【穴埋め】NGINXは「______型ロードバランサ」として使われる。
→ ソフトウェア
【誤文訂正】A/C/D:ロードバランサとしての用途は限定的または無関係。
ご希望があれば、「DNSラウンドロビン」「L4/L7スイッチの比較」「クラウドLBサービス(AWS ELBなど)」もテーマに追加可能です。必要に応じてお知らせください。
コメント
コメントを投稿