TCPセグメントフォーマットのコントロールフラグの位置に関するネットワークスペシャリスト試験
以下は、「TCPセグメントフォーマットのコントロールフラグの位置」をテーマとしたネットワークスペシャリスト試験形式の問題10問です。
■ 問題1
TCPヘッダにおけるコントロールフラグは、全体の何バイト目のフィールドに存在するか。
A. 8バイト目
B. 12バイト目
C. 14バイト目
D. 16バイト目
【正解】B
【解説】 TCPヘッダの12バイト目には、データオフセット(4ビット)、予約(3ビット)、コントロールフラグ(9ビット)のうち、フラグ部分が配置されている。
■ 問題2
TCPセグメントのコントロールフラグは、何ビットで構成されているか。
A. 4ビット
B. 6ビット
C. 9ビット
D. 12ビット
【正解】C
【解説】 TCPヘッダでは、コントロールフラグに9ビット(URG, ACK, PSH, RST, SYN, FIN など)が割り当てられている。
■ 問題3
次のうち、TCPヘッダのコントロールビット(フラグ)が含まれるのはどのフィールドか。
A. シーケンス番号
B. データオフセットと予約領域
C. ウィンドウサイズ
D. コントロールビットフィールド
【正解】D
【解説】 TCPヘッダの「コントロールビットフィールド」に、各種制御フラグが格納されている。
■ 問題4
TCPヘッダにおいて、「URG」「ACK」「PSH」「RST」「SYN」「FIN」などの制御フラグは何ビット目から始まるか(オフセットベース)。
A. 8ビット目
B. 96ビット目(12バイト目)
C. 128ビット目
D. 160ビット目
【正解】B
【解説】 TCPヘッダは通常20バイトあり、コントロールビットは12バイト目(96ビット目)から始まる。
■ 問題5
コントロールフラグはTCPヘッダのどのセクションに配置されているか。
A. オプションフィールド
B. アドレス指定部
C. データオフセット・予約・フラグ部
D. データ部
【正解】C
【解説】 コントロールフラグは、TCPヘッダの「データオフセット・予約・フラグ部」に存在する。
■ 問題6
TCPヘッダの「SYN」フラグは、何番目のビットに位置づけられているか(標準的な順番に基づく)。
A. 0番目
B. 2番目
C. 6番目
D. 7番目
【正解】C
【解説】 SYNフラグはコントロールビットの6番目に割り当てられている(順番は実装によるが一般的配置)。
■ 問題7
TCPヘッダでURGビットが1になっているとき、有効になるフィールドはどれか。
A. オプション
B. 緊急ポインタ
C. パディング
D. データオフセット
【正解】B
【解説】 URGフラグがセットされていると、TCPヘッダの緊急ポインタフィールドの値が有効になる。
■ 問題8
TCPヘッダの「コントロールフラグ」フィールドの直前に位置するのはどのフィールドか。
A. 確認応答番号
B. ウィンドウサイズ
C. データオフセット
D. 緊急ポインタ
【正解】C
【解説】 「データオフセット」と「予約」フィールドの直後に「コントロールフラグ」フィールドがある。
■ 問題9
TCPヘッダのコントロールフラグフィールドに含まれないのはどれか。
A. SYN
B. FIN
C. ACK
D. TTL
【正解】D
【解説】 TTL(Time to Live)はIPヘッダのフィールドであり、TCPのコントロールフラグには含まれない。
■ 問題10
TCPヘッダのコントロールフラグのビット位置や構造を正確に解析する際に使用される主なツールはどれか。
A. FTP
B. Wireshark
C. nslookup
D. traceroute
【正解】B
【解説】 Wiresharkなどのパケットキャプチャツールを用いることで、TCPセグメント内の各ビット(コントロールフラグ含む)の位置を視覚的に確認できる。
必要であればこの問題群に基づいて「穴埋め問題」「誤文訂正問題」やPDF・CSV出力も可能です。続きをご希望でしたらテーマをお知らせください。
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