CookieのSecure属性に関するネットワークスペシャリスト試験

 

了解しました。
以下に CookieのSecure属性 をテーマとしたネットワークスペシャリスト試験向け問題を10問まとめて作成しました。


■ 問題1

CookieのSecure属性を付与した場合、そのCookieが送信されるのはどの通信か。
A. HTTP通信のみ
B. HTTPS通信のみ
C. FTP通信のみ
D. SMTP通信のみ

正解:B
解説Secure属性はCookieをHTTPS通信に限定して送信する仕組み。平文HTTPでは送信されないため、中間者攻撃による漏洩を防げる。

穴埋めSecure属性が付与されたCookieは、_______ 通信でのみ送信される。
→ HTTPS

誤文訂正Secure属性が付与されたCookieはHTTP通信で送信される。
→ 正しくは「HTTPS通信でのみ送信される」。


■ 問題2

Secure属性の主な目的はどれか。
A. Cookieの暗号化保存
B. Cookieの送信先制御
C. Cookieの通信経路の安全確保
D. Cookieの有効期限管理

正解:C
解説Secure属性はCookieの保存形式には関与せず、送信経路を暗号化されたHTTPSに限定することで盗聴を防ぐ。


■ 問題3

以下のSet-Cookieヘッダで、Cookieはどのように送信されるか。

Set-Cookie: SESSIONID=abc123; Secure; HttpOnly

A. すべてのHTTP通信で送信
B. HTTPS通信のみ送信
C. HttpOnly属性のため送信されない
D. クライアント側で無効化される

正解:B
解説SecureによりHTTPS通信に限定され、HttpOnlyはJavaScriptからのアクセスを制御するだけで送信には影響しない。


■ 問題4

Secure属性を付与していない場合に考えられる脆弱性はどれか。
A. SQLインジェクション
B. クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)
C. Cookieの盗聴によるセッションハイジャック
D. バッファオーバーフロー

正解:C
解説:HTTPでもCookieが送信されるため、盗聴者にセッションIDを奪われるリスクがある。


■ 問題5

CookieのSecure属性だけでは防げない攻撃はどれか。
A. 中間者攻撃による盗聴
B. JavaScript経由のCookie盗み取り
C. HTTPS経由でのCookie送信漏洩防止
D. セッションハイジャックのリスク軽減

正解:B
解説:JavaScriptによるCookieアクセスを防ぐにはHttpOnly属性が必要。Secureは通信経路の安全確保に限定。


■ 問題6

次のうち、Secure属性と組み合わせて利用することで、より強固なCookie保護となるのはどれか。
A. Path属性
B. Domain属性
C. HttpOnly属性
D. Expires属性

正解:C
解説SecureはHTTPS送信を保証し、HttpOnlyはスクリプトによる窃取を防止する。両方を組み合わせるのが望ましい。


■ 問題7

RFC 6265で規定されているSecure属性の挙動として正しいのはどれか。
A. CookieをHTTPS通信でのみ送信する
B. Cookieを暗号化して保存する
C. Cookieを特定のドメインに制限する
D. Cookieをブラウザ終了時に削除する

正解:A


■ 問題8

以下の状況でSecure属性が有効になるのはどれか。

  • ブラウザがHTTPSでアクセスしている場合
  • CookieにSecure属性が付与されている場合

A. Cookieは送信されない
B. Cookieは暗号化して保存される
C. CookieはHTTPSリクエストで送信される
D. Cookieは有効期限を無視して削除される

正解:C


■ 問題9

Secure属性が付与されたCookieをHTTPで送信しようとした場合、どうなるか。
A. Cookieが送信される
B. Cookieが削除される
C. Cookieは送信されない
D. CookieはHttpOnly属性に変わる

正解:C


■ 問題10

Secure属性を設定したにもかかわらず、Cookieが漏洩する可能性があるケースはどれか。
A. HTTPSが正しく設定されていない(証明書無効化など)
B. CookieのExpiresが未設定
C. CookieのPathが広範囲に指定
D. CookieのDomainがサブドメインに設定

正解:A
解説:証明書検証を回避する設定などでは、HTTPSでも通信が安全でなくCookieが漏洩するリスクがある。


こちらをベースに、さらに「SameSite属性との比較」「セキュリティヘッダとの組み合わせ」などを追加問題化することも可能です。

👉 ご希望なら、この続きを 「Secure属性+SameSite」や「Secure属性とHSTSの組み合わせ」 に広げて発展問題も作成できますが、次はその方向で展開しますか?

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