第二種電気工事士免状を有していても行えない工事に関する過去問(電気工事士法)
第二種電気工事士免状を有していても行えない工事に関する過去問(電気工事士法)
問1
元の選択肢 A. 6.6 kV の架空送電線工事 B. 400 V 三相誘導電動機の結線工事 C. 200 V 動力用コンセントの設置工事 D. 100 V 屋内照明配線工事
1-1. 【穴埋め】 第二種電気工事士免状を有していても行えない工事は、□□□の架空送電線工事である。
解答例:6.6 kV
1-2. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状を有していても行えない工事は、400 V 三相誘導電動機の結線工事である。」
解答例:「400 V 三相誘導電動機」→「6.6 kV の架空送電線」
1-3. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状を有していても行えない工事は、200 V 動力用コンセントの設置工事である。」
解答例:「200 V 動力用コンセント」→「6.6 kV の架空送電線」
1-4. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状を有していても行えない工事は、100 V 屋内照明配線工事である。」
解答例:「100 V 屋内照明配線」→「6.6 kV の架空送電線」
解説 第二種免状で扱える電圧は600 V以下に限られ、6.6 kVなど高圧(600 V超)の電路工事は第一種電気工事士の専権である。
問2
元の選択肢 A. 容量300 kVA の変圧器設置工事 B. 容量150 kVA の変圧器設置工事 C. 容量100 kVA の変圧器設置工事 D. 容量50 kVA の変圧器設置工事
2-1. 【穴埋め】 第二種電気工事士免状では行えないのは、容量□□□ kVA の変圧器設置工事である。
解答例:300
2-2. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、容量150 kVA の変圧器設置工事である。」
解答例:「150 kVA」→「300 kVA」
2-3. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、容量100 kVA の変圧器設置工事である。」
解答例:「100 kVA」→「300 kVA」
2-4. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、容量50 kVA の変圧器設置工事である。」
解答例:「50 kVA」→「300 kVA」
解説 施行規則により、第二種電気工事士の変圧器設置可能容量は150 kVA以下。300 kVAなど大容量変圧器は第一種の専権である。
問3
元の選択肢 A. 危険場所(Zone 1)用の防爆照明器具配線工事 B. 一般住宅の屋内低圧配線工事 C. 商店の店舗照明配線工事 D. 空調機制御回路の配線工事
3-1. 【穴埋め】 第二種電気工事士免状では行えないのは、危険場所(Zone 1)用の□□□照明器具配線工事である。
解答例:防爆
3-2. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、一般住宅の屋内低圧配線工事である。」
解答例:「一般住宅の屋内低圧配線」→「危険場所(Zone 1)用の防爆照明器具配線」
3-3. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、商店の店舗照明配線工事である。」
解答例:「商店の店舗照明配線」→「危険場所(Zone 1)用の防爆照明器具配線」
3-4. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、空調機制御回路の配線工事である。」
解答例:「空調機制御回路の配線」→「危険場所(Zone 1)用の防爆照明器具配線」
解説 防爆設備は、電線管・器具仕様など特別な規定(防爆構造等)があり、第一種電気工事士の専権分野とされる。
問4
元の選択肢 A. 鉄道の架空電車線路工事 B. プラスチック加工工場の動力配線工事 C. 一般住宅の照明コンセント工事 D. 商業ビルの動力制御盤内部配線工事
4-1. 【穴埋め】 第二種電気工事士免状では行えない工事は、鉄道の□□□□線路工事である。
解答例:架空電車
4-2. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えない工事は、プラスチック加工工場の動力配線工事である。」
解答例:「プラスチック加工工場の動力配線」→「鉄道の架空電車線路」
4-3. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えない工事は、一般住宅の照明コンセント工事である。」
解答例:「一般住宅の照明コンセント」→「鉄道の架空電車線路」
4-4. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えない工事は、商業ビルの動力制御盤内部配線工事である。」
解答例:「商業ビルの動力制御盤内部配線」→「鉄道の架空電車線路」
解説 鉄道電化(架空線路等)は高圧かつ特種施設に該当し、第一種免状保有者でなければ施工できない。
問5
元の選択肢 A. 6.6 kV 三相誘導電動機の結線工事 B. 400 V 三相誘導電動機の結線工事 C. 200 V 動力用コンセントの設置工事 D. 100 V 屋内照明配線工事
5-1. 【穴埋め】 第二種電気工事士免状では行えないのは、□□□ kV 三相誘導電動機の結線工事である。
解答例:6.6
5-2. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、400 V 三相誘導電動機の結線工事である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
5-3. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、200 V 動力用コンセントの設置工事である。」
解答例:「200 V 動力用コンセント」→「6.6 kV 三相誘導電動機」
5-4. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、100 V 屋内照明配線工事である。」
解答例:「100 V 屋内照明配線」→「6.6 kV 三相誘導電動機」
解説 600 V超の電動機は高圧機器に該当し、第一種免状でなければ取り扱えない。
問6
元の選択肢 A. 出力端子電圧6.6 kV の発電機配線工事 B. 出力端子電圧400 V の発電機配線工事 C. 出力端子電圧200 V の発電機配線工事 D. 出力端子電圧100 V の発電機配線工事
6-1. 【穴埋め】 第二種電気工事士免状では行えないのは、出力端子電圧□□□ kV の発電機配線工事である。
解答例:6.6
6-2. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、出力端子電圧400 V の発電機配線工事である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
6-3. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、出力端子電圧200 V の発電機配線工事である。」
解答例:「200 V」→「6.6 kV」
6-4. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、出力端子電圧100 V の発電機配線工事である。」
解答例:「100 V」→「6.6 kV」
解説 第二種では600 V超の発電機取り扱いは不可。高圧発電機は第一種免状の範囲。
問7
元の選択肢 A. 6.6 kV 主開閉装置(スイッチギヤ)内部配線工事 B. 600 V 主開閉装置内部配線工事 C. 400 V 制御盤内部配線工事 D. 200 V 動力盤内部配線工事
7-1. 【穴埋め】 第二種電気工事士免状では行えないのは、□□□ kV 主開閉装置内部配線工事である。
解答例:6.6
7-2. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、600 V 主開閉装置内部配線工事である。」
解答例:「600 V」→「6.6 kV」
7-3. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、400 V 制御盤内部配線工事である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
7-4. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、200 V 動力盤内部配線工事である。」
解答例:「200 V」→「6.6 kV」
解説 主開閉装置(スイッチギヤ)など高圧盤内部は第一種免状専権。
問8
元の選択肢 A. 系統連系用太陽光発電並列運転装置の6.6 kV 側配線工事 B. 系統連系用太陽光発電並列運転装置の400 V 側配線工事 C. 系統連系用太陽光発電並列運転装置の200 V 側配線工事 D. 系統連系用太陽光発電並列運転装置の100 V 側配線工事
8-1. 【穴埋め】 第二種電気工事士免状では行えないのは、系統連系用太陽光発電並列運転装置の□□□ kV 側配線工事である。
解答例:6.6
8-2. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、400 V 側配線工事である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
8-3. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、200 V 側配線工事である。」
解答例:「200 V」→「6.6 kV」
8-4. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、100 V 側配線工事である。」
解答例:「100 V」→「6.6 kV」
解説 太陽光発電の系統連系点が高圧側(6.6 kV)にある場合、その配線工事は高圧工事となり第一種免状が必要。
問9
元の選択肢 A. アーク炉用配線工事(6.6 kV) B. 溶接機用屋内低圧配線工事(400 V) C. 家庭用IHクッキングヒーター配線工事(200 V) D. 屋内一般照明配線工事(100 V)
9-1. 【穴埋め】 第二種電気工事士免状では行えないのは、アーク炉用配線工事(□□□ kV)である。
解答例:6.6
9-2. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、溶接機用屋内低圧配線工事(400 V)である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
9-3. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、家庭用IHクッキングヒーター配線工事(200 V)である。」
解答例:「200 V」→「6.6 kV」
9-4. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、屋内一般照明配線工事(100 V)である。」
解答例:「100 V」→「6.6 kV」
解説 アーク炉など600 V超の産業用設備は高圧工事に該当し、第一種電気工事士の範囲となる。
問10
元の選択肢 A. 力率改善用コンデンサバンク配線工事(6.6 kV) B. 力率改善用コンデンサバンク配線工事(400 V) C. 力率改善用コンデンサバンク配線工事(200 V) D. 力率改善用コンデンサバンク配線工事(100 V)
10-1. 【穴埋め】 第二種電気工事士免状では行えないのは、力率改善用コンデンサバンク配線工事(□□□ kV)である。
解答例:6.6
10-2. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、400 V 力率改善用コンデンサバンク配線工事である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
10-3. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、200 V 力率改善用コンデンサバンク配線工事である。」
解答例:「200 V」→「6.6 kV」
10-4. 【誤文訂正】 「第二種電気工事士免状では行えないのは、100 V 力率改善用コンデンサバンク配線工事である。」
解答例:「100 V」→「6.6 kV」
解説 高圧(600 V超)コンデンサバンクは高圧電気工事に属し、第一種電気工事士でなければ施工できない。
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