L4/L7スイッチに関するネットワークスペシャリスト試験

 

以下に「L4/L7スイッチ」をテーマとした
ネットワークスペシャリスト試験対策向けの
**選択式・穴埋め・誤文訂正問題（10問一括）**を作成しました。

「L4/L7スイッチ」に関するネットワークスペシャリスト試験対策問題（全10問）

■ 問題 1

L4スイッチが主に使用する情報はどれか。
A. HTTPメソッド
B. IPアドレスとポート番号
C. MACアドレス
D. URLのパス名

【正解】B
【解説】L4スイッチはトランスポート層の情報（IP＋ポート）に基づいてパケットを転送する。
【穴埋め】L4スイッチは「IPアドレスと______」に基づいて制御する。
→ ポート番号
【誤文訂正】A/C/D：上位または下位層情報でありL4制御では使われない。

■ 問題 2

L7スイッチが最も注目する層はどれか。
A. 物理層
B. データリンク層
C. アプリケーション層
D. トランスポート層

【正解】C
【解説】L7スイッチはHTTPやFTPなどアプリケーション層の内容を解析して振り分けを行う。
【穴埋め】L7スイッチは「______層」の情報を参照する。
→ アプリケーション
【誤文訂正】A/B/D：処理対象が異なる層。

■ 問題 3

L4スイッチとL7スイッチの違いとして正しいのはどれか。
A. L4はWebコンテンツの内容で振り分ける
B. L7はMACアドレスでのみ制御する
C. L4はポート番号、L7はデータ内容で制御する
D. 両者ともパケットを暗号化する

【正解】C
【解説】L4はポート番号、L7はHTTPリクエストなどのアプリケーションデータに基づく。
【穴埋め】L7スイッチは「データの______」によって判断する。
→ 内容（内容分析）
【誤文訂正】A/B/D：いずれも誤った説明。

■ 問題 4

L7スイッチの代表的な使用用途はどれか。
A. 時刻同期
B. DNS名前解決
C. HTTPリクエストの振り分け
D. パケットの暗号化

【正解】C
【解説】L7スイッチはWebリクエストの内容を基に適切なWebサーバへ振り分ける。
【穴埋め】L7スイッチは「______リクエスト」に基づき分散する。
→ HTTP
【誤文訂正】A/B/D：スイッチの用途と一致しない。

■ 問題 5

L4スイッチで実現できる主な制御はどれか。
A. HTTPパスによる制御
B. ポート番号ごとの振り分け
C. JavaScript内容の分析
D. ファイルの内容別ルーティング

【正解】B
【解説】ポート番号（例：80, 443, 25）を基に適切なバックエンドにリダイレクトする。
【穴埋め】L4スイッチは「______番号」で制御を行う。
→ ポート
【誤文訂正】A/C/D：L7スイッチの機能。

■ 問題 6

L7スイッチの処理に該当するものはどれか。
A. TCPヘッダに基づく転送
B. HTTPヘッダの検査による振り分け
C. MACフレームの確認
D. IPフラグメントの再構成

【正解】B
【解説】L7スイッチはHTTPヘッダ内の情報（HostやCookieなど）を解析可能。
【穴埋め】L7スイッチは「HTTP______」を解析する。
→ ヘッダ
【誤文訂正】A/C/D：L7の範囲外。

■ 問題 7

L7スイッチの機能により可能となることはどれか。
A. TCP再送制御
B. URLごとのアクセス制御
C. VLAN分割
D. ARPキャッシュの制御

【正解】B
【解説】L7スイッチはURLのパターンに応じてルーティングや拒否が可能。
【穴埋め】L7スイッチでは「URL______」が可能。
→ 単位の制御／単位での振り分け
【誤文訂正】A/C/D：他層の技術。

■ 問題 8

L4スイッチにおける振り分け基準の例として適切なものはどれか。
A. URL文字列
B. HTTPメソッド
C. TCP/UDPポート
D. HTMLタグ

【正解】C
【解説】L4ではポート番号を参照して通信の分類を行う（例：TCP 80）。
【穴埋め】L4では「TCP/UDPの______」が振り分け基準になる。
→ ポート
【誤文訂正】A/B/D：L7の情報。

■ 問題 9

L7スイッチに関連する負荷分散技術として正しいものはどれか。
A. DNSラウンドロビン
B. HTTPヘッダベースのロードバランシング
C. MPLS経路制御
D. PPPリンク分割

【正解】B
【解説】HTTPリクエストのヘッダ情報を基に分散先を決めることが可能。
【穴埋め】L7では「HTTP______ベース」の分散が行える。
→ ヘッダ
【誤文訂正】A/C/D：異なる技術や層。

■ 問題 10

L7スイッチに対して最も重要な性能要件はどれか。
A. 低遅延な伝送
B. ハードウェアレベルのMAC制御
C. 高速なアプリケーション層データ解析
D. イーサネット速度の自動調整

【正解】C
【解説】L7ではHTTPやFTPなどの解析が要求され、CPUやメモリ処理能力が問われる。
【穴埋め】L7スイッチでは「______層データ解析」が重要。
→ アプリケーション
【誤文訂正】A/B/D：対象層または処理内容が異なる。

必要に応じて、L4/L7スイッチを用いた「クラウド負荷分散」「セキュリティ設計」「通信経路制御」などに関する応用問題や事例問題も追加で作成可能です。ご希望があればご指示ください。

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