到達不能メッセージの主なコードに関するネットワークスペシャリスト試験問題

 

以下に、ICMP 到達不能メッセージ(Type=3)のうち主な Code 0, 1, 3, 4, 5, 9 に対応した内容をテーマとしたネットワークスペシャリスト試験形式の問題を10問一気に作成します。
【選択式】【正解】【解説】【穴埋め】【誤文訂正】の形式で構成しています。


■ 問題1(Code 0)

ICMP タイプ3のコード0が意味する到達不能の理由はどれか。

A. ホストが見つからない
B. ネットワークへルートが存在しない
C. 対応するプロトコルがない
D. フラグメントが必要

【正解】B
【解説】Code 0 は「ネットワーク到達不能(Network Unreachable)」を意味し、IPルーティングで宛先ネットワークへの経路がない場合に送信される。

【穴埋め】タイプ3・コード0は、________ への経路がないことを示す。
→ ネットワーク

【誤文訂正】タイプ3・コード0はホストが見つからないことを示す。
→ 正しくは、ネットワーク到達不能である。


■ 問題2(Code 1)

ICMP タイプ3のコード1で通知されるのはどのような状況か。

A. ポートが閉じている
B. ホストが存在しない
C. ネットワークが輻輳している
D. プロトコルがサポートされていない

【正解】B
【解説】Code 1 は「ホスト到達不能(Host Unreachable)」を意味し、宛先ホストが存在しないか応答できない場合に送られる。

【穴埋め】タイプ3・コード1は、________ 到達不能を意味する。
→ ホスト

【誤文訂正】タイプ3・コード1はポートが閉じていることを示す。
→ 正しくは、ホスト到達不能である。


■ 問題3(Code 3)

ICMP タイプ3のコード3が表す「ポート到達不能」とは、どのような場合か。

A. 宛先ポートが存在しないまたはアプリケーションがリスンしていない
B. 宛先ホストが電源オフで応答できない
C. ネットワークアドレスが見つからない
D. DNS解決が失敗している

【正解】A
【解説】Code 3 は「ポート到達不能(Port Unreachable)」で、UDPなどで対象ポートが閉じているときに発生する。

【穴埋め】タイプ3・コード3は、宛先ポートが ________ ときに発生する。
→ 閉じている(または未使用)

【誤文訂正】タイプ3・コード3はDNSエラーを通知する。
→ 正しくは、ポート到達不能である。


■ 問題4(Code 4)

ICMP タイプ3のコード4「フラグメント化が必要だが禁止されている」はどのようなときに送られるか。

A. 送信元がブロードキャストだった場合
B. パケットが分割できない設定でMTUを超えたとき
C. 宛先ポートが存在しないとき
D. IPアドレスが不正だったとき

【正解】B
【解説】Code 4 は、DF(Don't Fragment)ビットが立っており、かつMTUを超えるパケットサイズのときに通知される。

【穴埋め】タイプ3・コード4は、________ が必要でもフラグメント禁止設定のときに送信される。
→ 分割(フラグメント化)

【誤文訂正】タイプ3・コード4はIPアドレスが不正な場合に送られる。
→ 正しくは、フラグメント化が必要だが禁止されているとき。


■ 問題5(Code 5)

ICMP タイプ3・コード5はどのような状況を示すか。

A. ルータがICMPを無視している
B. 宛先ホストがDHCP応答しない
C. ソースルート指定がセキュリティ上拒否された
D. TCP接続がタイムアウトした

【正解】C
【解説】Code 5 は「ソースルーティングが許可されていない(Source Route Failed)」を示す。

【穴埋め】タイプ3・コード5は、________ によるパケット送信が拒否されたことを示す。
→ ソースルート

【誤文訂正】タイプ3・コード5はTCPのSYNに対するACKが返らなかったときの通知。
→ 正しくは、ソースルートに失敗したときである。


■ 問題6(Code 9)

ICMP タイプ3のコード9が表す内容として正しいものはどれか。

A. 宛先ホストがネットワーク外にある
B. 管理上の制限により通信が許可されていない
C. TTLが0になった
D. ARPテーブルが不完全だった

【正解】B
【解説】Code 9 は「通信が管理ポリシー上許可されていない(Communication with Destination Administratively Prohibited)」を示す。

【穴埋め】タイプ3・コード9は、________ により宛先との通信が制限されている場合に使用される。
→ 管理ポリシー(または管理上の制限)

【誤文訂正】タイプ3・コード9はARPの失敗を示す。
→ 正しくは、管理上の制限による通信禁止を示す。


■ 問題7(Code比較)

ICMP 到達不能メッセージのうち、「宛先ホストが存在しない」ことを通知するのはどれか。

A. タイプ3・コード0
B. タイプ3・コード1
C. タイプ3・コード3
D. タイプ3・コード5

【正解】B
【解説】コード1は「ホスト到達不能」、すなわち宛先ホストへの通信ができない状態を示す。

【穴埋め】ホストに到達できない場合は、タイプ3・コード ________ を送信する。
→ 1

【誤文訂正】ホスト到達不能はタイプ3・コード3で通知される。
→ 正しくは、コード1である。


■ 問題8(Code比較)

次のうち、MTU超過時に送信される到達不能メッセージはどれか。

A. タイプ3・コード4
B. タイプ3・コード3
C. タイプ3・コード0
D. タイプ3・コード1

【正解】A
【解説】コード4は、「フラグメントが必要だが許可されていない」ことを示す。

【穴埋め】MTUを超過し、かつDFビットが有効なときは、タイプ3・コード ________ が送られる。
→ 4

【誤文訂正】MTUエラーはタイプ3・コード0で通知される。
→ 正しくは、コード4である。


■ 問題9(Code比較)

到達不能メッセージのうち、UDPポートが閉じていたときに送信されるのはどれか。

A. タイプ3・コード1
B. タイプ3・コード3
C. タイプ3・コード5
D. タイプ3・コード9

【正解】B
【解説】UDP通信時にポートがリスンされていない場合、ポート到達不能(コード3)が返される。

【穴埋め】UDPポートが閉じていると、タイプ3・コード ________ が返される。
→ 3

【誤文訂正】UDPポート未使用時はコード1(ホスト到達不能)が返る。
→ 正しくは、コード3である。


■ 問題10(Code比較)

ファイアウォールなどによってICMP通信がブロックされた場合、返されるコードとして最も適切なのはどれか。

A. タイプ3・コード0
B. タイプ3・コード3
C. タイプ3・コード9
D. タイプ3・コード5

【正解】C
【解説】管理上の理由で通信を遮断する場合、Code 9 が用いられる(ただし実装に依存)。

【穴埋め】管理上の理由で通信できない場合、タイプ3・コード ________ が使用される。
→ 9

【誤文訂正】ファイアウォールで遮断された場合はコード0が返る。
→ 正しくは、コード9である。


ご希望があれば、ICMP Type3 の Code 6〜15(非標準含む)をテーマにした応用問題も作成可能です。
続きや関連分野の問題(ICMPv6 版、ファイアウォール動作との関係など)もお申し付けください。

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