データグラムに関するネットワークスペシャリスト試験
以下に、**「データグラム(Datagram)」**をテーマとしたネットワークスペシャリスト試験形式の問題を10問一気に作成します。形式は以下の5項目を含んでいます:
- 【選択式問題】
- 【正解】
- 【解説】
- 【穴埋め問題】
- 【誤文訂正問題】
■ 問題1
データグラム型通信の特徴として最も適切なものはどれか。
A. 送信前に接続を確立する
B. 受信確認のためのACKが必ず返る
C. 各パケットは独立して転送される
D. エラーがあれば自動再送される
【正解】C
【解説】データグラムはコネクションレス通信であり、パケットは個別にルーティングされる。順序や到達保証はない。
【穴埋め】データグラム型通信では、パケットは ________ にルーティングされる。
→ 独立して
【誤文訂正】データグラム型通信では、送信前に接続を確立する。
→ 正しくは、接続を確立せずにパケットを独立して送信する。
■ 問題2
IPにおけるデータグラムの役割として適切なものはどれか。
A. ネットワーク層での接続確立
B. 伝送路制御の実行
C. アプリケーション層の暗号化
D. パケット単位での転送
【正解】D
【解説】IPはネットワーク層でデータグラム単位のパケット転送を行う。接続は確立されない。
【穴埋め】IPは ________ 単位でパケットを転送する。
→ データグラム
【誤文訂正】IPはアプリケーション層の暗号化を担当する。
→ 正しくは、IPはネットワーク層でデータグラム単位の転送を行う。
■ 問題3
次のうち、データグラム型プロトコルはどれか。
A. TCP
B. FTP
C. UDP
D. SSH
【正解】C
【解説】UDPはコネクションレス型のプロトコルであり、データグラム通信を用いる。
【穴埋め】UDPは ________ 型の通信方式であり、データグラムを用いる。
→ コネクションレス
【誤文訂正】TCPはデータグラム型通信を行うプロトコルである。
→ 正しくは、TCPはコネクション型であり、UDPがデータグラム型通信を行う。
■ 問題4
データグラム通信の短所として適切なものはどれか。
A. 転送速度が遅い
B. 通信に常に暗号化が必要
C. パケットの順序が保証されない
D. 接続が切断されやすい
【正解】C
【解説】データグラム通信では順序や到達の保証はなく、パケットはバラバラに届く可能性がある。
【穴埋め】データグラム通信では、パケットの ________ が保証されない。
→ 順序
【誤文訂正】データグラム通信では常に通信が暗号化される。
→ 正しくは、順序や到達の保証がない点が短所である。
■ 問題5
データグラム通信における再送制御を行う層として正しいのはどれか。
A. ネットワーク層
B. トランスポート層
C. プレゼンテーション層
D. データリンク層
【正解】B
【解説】データグラム通信(例:UDP)では再送制御は通常行われず、必要があればアプリケーションが上位で実装する。
【穴埋め】再送制御は通常 ________ 層またはアプリケーション層で実装される。
→ トランスポート
【誤文訂正】再送制御は常にネットワーク層で行われる。
→ 正しくは、トランスポート層やアプリケーション層で行われる。
■ 問題6
IPデータグラムのヘッダに含まれないフィールドはどれか。
A. TTL(Time to Live)
B. 宛先IPアドレス
C. ソースMACアドレス
D. フラグメントオフセット
【正解】C
【解説】ソースMACアドレスはデータリンク層の情報であり、IPデータグラムのヘッダには含まれない。
【穴埋め】IPデータグラムには、MACアドレスではなく ________ アドレスが含まれる。
→ IP
【誤文訂正】IPデータグラムのヘッダにはソースMACアドレスが含まれる。
→ 正しくは、IPアドレスが含まれる。
■ 問題7
IPデータグラムがフラグメント化される主な理由はどれか。
A. TTLが短すぎる
B. ルータの負荷分散
C. パケットサイズがMTUを超える
D. ポート番号が間違っている
【正解】C
【解説】MTU(最大転送単位)を超えるパケットは、ネットワーク機器によって分割(フラグメント化)される。
【穴埋め】データグラムがフラグメント化されるのは、________ を超えるためである。
→ MTU(最大転送単位)
【誤文訂正】IPデータグラムはTTLが短いとフラグメント化される。
→ 正しくは、パケットサイズがMTUを超えるとフラグメント化される。
■ 問題8
IPデータグラムの再構築はどの機器で行われるか。
A. 中継ルータ
B. 送信元ホスト
C. 宛先ホスト
D. スイッチ
【正解】C
【解説】フラグメント化されたデータグラムは宛先ホストで再構築される。中継ルータでは行われない。
【穴埋め】フラグメント化されたデータグラムは ________ ホストで再構築される。
→ 宛先
【誤文訂正】フラグメントの再構築はルータで行われる。
→ 正しくは、宛先ホストで行われる。
■ 問題9
次のうち、データグラム型通信が適する用途として適切なのはどれか。
A. 信頼性が求められるファイル転送
B. 逐次的な映像ストリーミング
C. パスワード認証
D. 電子メール送信
【正解】B
【解説】多少のパケット欠損が許容される用途(音声・映像ストリーミング)は、データグラム通信が適している。
【穴埋め】データグラム通信は ________ などのリアルタイム処理に向いている。
→ 映像・音声ストリーミング
【誤文訂正】データグラム通信はパスワード認証のような信頼性の高い通信に向く。
→ 正しくは、映像や音声などリアルタイム性を重視する用途に向く。
■ 問題10
データグラム型通信において、順序制御や誤り訂正を行わない理由として最も適切なのはどれか。
A. ネットワーク機器の性能が高いから
B. アプリケーションで処理すればよいから
C. 必ず信頼性のある通信が行われるから
D. DNSによって順序が補完されるから
【正解】B
【解説】UDPなどのデータグラム通信では、軽量性を優先し、信頼性はアプリケーションで補う。
【穴埋め】データグラム通信では、信頼性は通常 ________ 層で補う。
→ アプリケーション
【誤文訂正】データグラム通信では必ず信頼性のある通信が保証される。
→ 正しくは、信頼性はアプリケーション側で補うことが前提である。
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