DSCPフィールドに関するネットワークスペシャリスト試験
以下に、DSCPフィールド(Differentiated Services Code Point)をテーマとしたネットワークスペシャリスト試験形式の問題を、従来の形式(選択式+正解+解説+穴埋め+誤文訂正)で10問一気に作成します。
■ 問題1
DSCPフィールドは、IPv4ヘッダのどの部分に含まれているか。
A. ヘッダ長
B. TTLフィールド
C. Type of Service(TOS)フィールド
D. フラグメントオフセット
【正解】C
【解説】DSCPは、IPv4ヘッダのTOSフィールドを再定義したものであり、パケットの優先制御に使われる。
【穴埋め】DSCPは、IPv4の________フィールドの上位6ビットとして定義されている。
→ Type of Service(TOS)
【誤文訂正】DSCPはTTLフィールドの下位ビットに定義されている。
→ TTLはパケットの寿命を表すフィールドであり、DSCPとは無関係。
■ 問題2
DSCPのビット数はいくつか。
A. 4ビット
B. 6ビット
C. 8ビット
D. 16ビット
【正解】B
【解説】DSCPは6ビットのフィールドで、最大64種類のサービスクラスに分類可能である。
【穴埋め】DSCPフィールドは________ビットで構成されている。
→ 6
【誤文訂正】DSCPは8ビットで構成されている。
→ 6ビットがDSCP、残り2ビットはECNとして使用されている。
■ 問題3
DSCPフィールドの主な目的はどれか。
A. パケットの断片化制御
B. ネットワーク経路の選択
C. パケットの優先度制御(QoS)
D. 送信元アドレスの検証
【正解】C
【解説】DSCPは、ネットワークにおけるパケットの処理優先度を指定し、QoS(Quality of Service)を実現するために用いられる。
【穴埋め】DSCPは________制御のためにパケットの優先順位を決定する。
→ QoS(Quality of Service)
【誤文訂正】DSCPはネットワーク経路の選択に使用される。
→ 経路選択はルーティングの役割であり、DSCPはパケット処理の優先順位に使われる。
■ 問題4
DSCP値を設定する代表的なネットワーク制御方式はどれか。
A. RSVP
B. DiffServ
C. NAT
D. ARP
【正解】B
【解説】DiffServ(Differentiated Services)は、DSCP値に基づいて通信トラフィックを分類・優先処理する仕組みである。
【穴埋め】DiffServは、________フィールドの値によってトラフィックを分類する。
→ DSCP
【誤文訂正】DSCPはARPプロトコルで設定される。
→ ARPはMACアドレスを解決するプロトコルであり、DSCPとは無関係である。
■ 問題5
EF(Expedited Forwarding)として定義されたDSCP値は何の通信に適しているか。
A. バックアップ通信
B. 電子メール
C. VoIP
D. Webブラウジング
【正解】C
【解説】EF(DSCP=46)は、VoIPなど低遅延・高優先度が求められる通信向けのDSCPクラスである。
【穴埋め】VoIPのようなリアルタイム通信では________クラスのDSCP値が適している。
→ EF(Expedited Forwarding)
【誤文訂正】EFクラスは電子メールなどの低優先度通信向けである。
→ 電子メールは通常BE(Best Effort)で処理される。
■ 問題6
BE(Best Effort)に割り当てられるDSCP値はいくつか。
A. 0
B. 8
C. 16
D. 46
【正解】A
【解説】DSCP=0はBest Effortトラフィックを示し、優先順位が付与されない通常の通信に用いられる。
【穴埋め】DSCP=________は、Best Effortトラフィックに対応している。
→ 0
【誤文訂正】DSCP=46はBest Effortトラフィックである。
→ 46はEF(Expedited Forwarding)であり、最も高い優先度で処理される。
■ 問題7
CS(Class Selector)で定義されるDSCP値の特徴はどれか。
A. TCPヘッダと関連している
B. IPsecによって暗号化されている
C. 3ビットの優先度を6ビットにマッピングしている
D. MACアドレスに基づいて分類される
【正解】C
【解説】CSは旧来のIPプレセデンスの3ビット優先度をDSCPの6ビットに対応させた形式。
【穴埋め】CSは、IPプレセデンスの________ビットをDSCPの6ビットにマッピングした形式である。
→ 3
【誤文訂正】CSはMACアドレスに基づいて分類される。
→ MACアドレスはレイヤ2情報であり、CS/DSCPはレイヤ3で使われる。
■ 問題8
DSCP値を解釈してパケット処理に反映させる機能を持つネットワーク機器はどれか。
A. ケーブルモデム
B. ルータおよびレイヤ3スイッチ
C. NIC(ネットワークインタフェースカード)
D. DHCPサーバ
【正解】B
【解説】ルータやレイヤ3スイッチはDSCP値に基づいてパケットの優先度を判定し、異なるキューに振り分ける。
【穴埋め】DSCP値を読み取り、処理に反映するのは________などのネットワーク機器である。
→ ルータおよびレイヤ3スイッチ
【誤文訂正】DSCP値はDHCPサーバが解釈して処理する。
→ DHCPサーバはIPアドレス配布の役割であり、DSCPの処理には関与しない。
■ 問題9
DSCP値を元にトラフィックを分類する際、各分類を何と呼ぶか。
A. フロー
B. ストリーム
C. PHB(Per-Hop Behavior)
D. ブロードキャスト
【正解】C
【解説】DSCP値に応じてトラフィックがPHB(Per-Hop Behavior)に分類され、それぞれ異なる優先制御が行われる。
【穴埋め】DiffServでは、各DSCP値に対応した________によりパケットの扱いが決定される。
→ PHB(Per-Hop Behavior)
【誤文訂正】DSCPにより定義されるのはフローの数である。
→ フローは通信単位の概念であり、PHBは処理の分類方式である。
■ 問題10
DSCP値が設定されたパケットがネットワークを通過する際、何が期待されるか。
A. 経路が変更される
B. 内容が暗号化される
C. 各ルータで一定の優先度に従って処理される
D. 自動的にNAT変換される
【正解】C
【解説】DiffServ対応ネットワークでは、各ホップ(ルータ)でDSCP値に基づいた優先制御が行われる。
【穴埋め】DSCP値は、ネットワーク内の各________で優先度制御に使用される。
→ ルータ(ホップ)
【誤文訂正】DSCP値はNAT変換時に使用される。
→ NAT変換とDSCPは関係がなく、DSCPはQoS制御に使用される。
ご希望があれば、次は ECN, PHB, DiffServ, VoIPにおけるQoS などの関連テーマでも作成可能です。ご指示ください。
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