BGP-4に関するネットワークスペシャリスト試験
以下に、BGP-4(Border Gateway Protocol version 4) をテーマにした
ネットワークスペシャリスト試験形式(選択式・正解・解説・穴埋め・誤文訂正)で10問一括作成します。
■ 問題1
BGP-4が用いられる主な用途はどれか。
A. LAN内のルーティング
B. プロバイダ間の経路制御
C. リンク状態の監視
D. デフォルトゲートウェイの設定
【正解】B
【解説】BGP-4はインターネット上のAS(自律システム)間で経路情報を交換・制御するEGP(Exterior Gateway Protocol)である。
【穴埋め】BGP-4は、________ 間の経路制御に用いられる。
→ 自律システム(AS)
【誤文訂正】BGP-4はLAN内でのリンク状態管理に使用される。
→ BGP-4はAS間の経路制御に使用される。
■ 問題2
BGP-4が用いるルーティング方式はどれか。
A. リンク状態方式
B. 距離ベクトル方式
C. パスベクタ方式
D. フラッディング方式
【正解】C
【解説】BGPはパスベクタ方式を採用し、ASパス属性を用いて経路制御を行う。
【穴埋め】BGP-4は、________ ベクタ方式に分類される。
→ パス
【誤文訂正】BGP-4はリンク状態方式を用いる。
→ パスベクタ方式を用いる。
■ 問題3
BGP-4におけるASパス属性の主な役割はどれか。
A. 複数の宛先IPの一括指定
B. リンクコストの演算
C. 経路のループ防止
D. 通信の暗号化
【正解】C
【解説】ASパスには通過するAS番号の一覧が記録されており、自ASが含まれていればループと判断され、経路が拒否される。
【穴埋め】ASパス属性は、経路の ________ を防止するために使用される。
→ ループ
【誤文訂正】ASパス属性はリンクの遅延時間を測定するために使われる。
→ 経路のループ防止に使用される。
■ 問題4
BGP-4におけるピアの関係を表すものはどれか。
A. SNMPエージェントとマネージャ
B. クライアントとサーバ
C. BGPスピーカ同士のTCPセッション
D. ARPとMACアドレスの対応関係
【正解】C
【解説】BGPスピーカ間はTCP(通常ポート179)でピア関係(セッション)を確立する。
【穴埋め】BGPスピーカ同士は、TCPセッション(ポート ________)で接続される。
→ 179
【誤文訂正】BGPスピーカはUDPで通信する。
→ BGPは**TCP(ポート179)**で通信する。
■ 問題5
BGP-4の特徴として正しくないものはどれか。
A. 経路に対する複数属性を持つ
B. ネットワークトポロジーの全情報を保持する
C. TCPセッションを用いる
D. インクリメンタルな更新が可能
【正解】B
【解説】BGPはトポロジー全体を保持するのではなく、経路情報のみを保持し、ルーティング決定に必要な属性を用いる。
【穴埋め】BGP-4はネットワーク ________ の全情報は保持しない。
→ トポロジー
【誤文訂正】BGPはネットワークトポロジーの全情報を保持して経路を決定する。
→ BGPはトポロジー情報を保持せず、ASパスなどの属性を使って経路を決定する。
■ 問題6
BGP-4の経路制御に使われる属性のうち、ASの起点を示すものはどれか。
A. AS_PATH
B. ORIGIN
C. NEXT_HOP
D. MED
【正解】B
【解説】ORIGIN属性は経路がどのルーティングプロトコルで生成されたか(IGP、EGP、Incomplete)を示す。
【穴埋め】ORIGIN属性は、経路の ________ を示す。
→ 起点(生成元)
【誤文訂正】ORIGIN属性は次に通過するルータを示す。
→ ORIGIN属性は**経路の起点(生成元)**を示す。
■ 問題7
BGP-4の経路制御において、特定の経路を意図的に選ばせるために使われる属性はどれか。
A. TTL
B. LOCAL_PREF
C. Link-Cost
D. DSCP
【正解】B
【解説】LOCAL_PREF(ローカルプリファレンス)は、自AS内で複数経路が存在する場合に優先度を示す指標となる。
【穴埋め】BGPでは、LOCAL_PREF属性で ________ を示す。
→ 経路の優先度
【誤文訂正】LOCAL_PREF属性はパケットの寿命を示す。
→ TTLが寿命、LOCAL_PREFは経路の優先度を示す。
■ 問題8
BGP-4で新しい経路が学習された場合、BGPスピーカの動作として正しいものはどれか。
A. すぐに破棄する
B. 静的ルートに変換する
C. 属性を評価して最良経路を選択する
D. すべての経路を経由してパケットを送信する
【正解】C
【解説】BGPスピーカは受信した経路属性を比較して最良経路を選出し、ルーティングテーブルに反映させる。
【穴埋め】BGPスピーカは学習した経路の属性を評価し、________ を選択する。
→ 最良経路
【誤文訂正】BGPスピーカは学習した経路を無条件に廃棄する。
→ 属性を評価して最良経路を選出する。
■ 問題9
BGP-4がスケーラブルな理由の一つとして誤っている説明はどれか。
A. 経路制御に属性を使うため柔軟性がある
B. トポロジ情報を全体で同期するため、全体最適が可能
C. 経路を集約して広告できる
D. フィルタリングによりルート選定が柔軟
【正解】B
【解説】BGPはトポロジ情報を同期せず、経路広告のやり取りのみを行う。リンク状態型のような全体最適は目指さない。
【穴埋め】BGPはトポロジ情報を共有せず、________ のやり取りのみを行う。
→ 経路情報
【誤文訂正】BGPはネットワーク全体のトポロジを同期している。
→ BGPは経路情報のみを交換する。
■ 問題10
BGP-4において、経路選定時に最初に比較される属性はどれか。
A. AS_PATH
B. ORIGIN
C. LOCAL_PREF
D. MED
【正解】C
【解説】経路選定では最初にLOCAL_PREFが比較され、次にAS_PATH、ORIGINなどが順に比較される。
【穴埋め】BGP-4の経路選定で最初に比較される属性は ________ である。
→ LOCAL_PREF
【誤文訂正】BGP-4の経路選定では、最初にAS_PATHが比較される。
→ 最初はLOCAL_PREFが比較される。
ご希望があれば、「図解付き」「発展問題」「BGP更新パケットの種類(OPEN、UPDATE、NOTIFICATIONなど)」などのテーマでも対応可能です。
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