ピアに関するネットワークスペシャリスト試験
以下に「ピア(Peer)」をテーマとしたネットワークスペシャリスト試験問題を、
【選択式】【正解】【解説】【穴埋め】【誤文訂正】の5形式で、10問まとめて出題します。
■ 問題1
ピアツーピア(P2P)型ネットワークの特徴として正しいものはどれか。
A. クライアントとサーバが明確に分かれている
B. 中央サーバを介して通信する
C. 各端末が同等の機能を持ち直接通信する
D. 通信はすべてHTTPで行う
【正解】C
【解説】P2P型では各ノードが同等の立場で、サーバにもクライアントにもなり得るため、直接通信が可能である。
【穴埋め】P2P型ネットワークでは、各ノードが ________ な立場で通信する。
→ 同等
【誤文訂正】P2P型では必ず中央サーバを通じて通信する。
→ P2P型ではノード同士が直接通信する。
■ 問題2
ピア間通信で特に多く用いられるポート番号の組合せとして適切なものはどれか。
A. 20 / 21
B. 80 / 443
C. 6881 / 6889
D. 110 / 25
【正解】C
【解説】BitTorrentなどのP2Pプロトコルでは、6881〜6889番ポートがよく利用される。
【穴埋め】BitTorrentのようなP2P通信では、ポート番号 ________ 番台が使用されることが多い。
→ 6881〜6889
【誤文訂正】P2P通信では通常、SMTPやPOP3のポートが使われる。
→ P2P通信では**専用ポート(例:6881など)**が使われる。
■ 問題3
ピア型の代表的な応用例として最も適切なものはどれか。
A. WebブラウザによるWebサイト閲覧
B. クラウドストレージサービス
C. ファイル共有ソフト(BitTorrent等)
D. メールの送受信
【正解】C
【解説】ファイル共有ソフトは典型的なP2Pアーキテクチャの応用である。
【穴埋め】P2Pの代表例には、________ のようなファイル共有ソフトがある。
→ BitTorrent
【誤文訂正】P2P型はメールサーバのような中央管理型通信に適している。
→ P2P型は分散型のファイル共有などに適している。
■ 問題4
ピア型通信のメリットとして不適切なものはどれか。
A. サーバの負荷分散
B. 高い拡張性
C. 中央管理の容易性
D. リソースの有効利用
【正解】C
【解説】ピア型では中央管理が存在しないため、管理は難しくなる場合がある。
【穴埋め】P2P型では、中央管理が存在しないため、________ が難しい。
→ 管理
【誤文訂正】P2P型は中央集中的に管理できるので統制がとりやすい。
→ P2P型は分散型のため統制が困難なことが多い。
■ 問題5
P2Pネットワークで多発する問題として不適切な説明はどれか。
A. 著作権侵害のリスク
B. ファイルの改ざんや偽装
C. 高速なアクセスの保証
D. ネットワーク帯域の消費
【正解】C
【解説】P2Pネットワークは不特定多数が通信を行うため、帯域の消費や速度の低下が発生しやすい。
【穴埋め】P2Pでは、ネットワークの帯域を ________ する恐れがある。
→ 圧迫
【誤文訂正】P2P通信は常に高速で安定している。
→ P2P通信は帯域の混雑により不安定になることがある。
■ 問題6
ピアの検出に関して正しい説明はどれか。
A. 常に固定IPで通信相手を特定する
B. DHTなどの分散型テーブルを使うことがある
C. 中央サーバが必須となる
D. DHCPサーバを使ってピアを決定する
【正解】B
【解説】分散ハッシュテーブル(DHT)はP2Pネットワークでピアを効率的に発見・接続する手段の1つ。
【穴埋め】P2Pネットワークでは、________ を用いてピアの発見を行うことがある。
→ DHT(分散ハッシュテーブル)
【誤文訂正】P2Pではピアの検出に中央サーバが必須である。
→ P2PではDHTなどを用いた分散的な検出が可能である。
■ 問題7
ピアの切断が他ノードに与える影響として最も適切なのはどれか。
A. ネットワーク全体が機能停止する
B. 影響はない
C. 特定の通信経路に支障が出る可能性がある
D. インターネット全体が停止する
【正解】C
【解説】一部ピアの切断は、そのピアを介していた通信に支障をきたす可能性があるが、全体には影響しにくい。
【穴埋め】ピアが切断された場合、特定の通信 ________ に影響が出ることがある。
→ 経路
【誤文訂正】1つのピアが切れると、インターネット全体が停止する。
→ P2Pでは限定的な影響にとどまる。
■ 問題8
ピアツーピア型アプリケーションの更新に関する課題として適切なものはどれか。
A. 自動で一括更新できる
B. 中央管理の更新サーバがなくても問題ない
C. 各ノードで個別に更新する必要がある
D. 更新は常に無線通信で行う
【正解】C
【解説】P2P型は各ノードが独立しているため、アプリケーションの更新は各ピアで個別に行う必要がある。
【穴埋め】P2Pアプリケーションは、各ピアが ________ に更新を行う必要がある。
→ 個別
【誤文訂正】P2Pアプリケーションは一括集中管理により自動で更新される。
→ 各ピアで個別に更新が必要となる。
■ 問題9
ピアを用いたネットワークセキュリティ上のリスクとして適切なものはどれか。
A. 中央ログにより不正アクセスの記録が確実に残る
B. 攻撃者が悪意あるピアを挿入して情報を盗む可能性がある
C. 攻撃者は必ずサーバを攻撃しなければならない
D. クライアント側に限定して攻撃が行われる
【正解】B
【解説】P2Pでは信頼性の保証がないため、悪意のあるノードが混入するリスクがある。
【穴埋め】P2Pネットワークでは、悪意あるピアが情報を ________ 可能性がある。
→ 盗聴・改ざん
【誤文訂正】P2Pネットワークでは悪意あるノードの参加は不可能である。
→ 悪意あるピアの混入が可能であるため注意が必要。
■ 問題10
ピアの役割を一時的に変更して動作するP2Pアーキテクチャの例として最も適切なものはどれか。
A. クラサバモデル
B. ハイブリッドP2P
C. SDN(Software Defined Networking)
D. DMZ構成
【正解】B
【解説】ハイブリッドP2Pでは一部ノードがサーバ的役割を担うなど、役割の動的切替が可能。
【穴埋め】P2Pとクライアントサーバ型の両方の特徴を持つ方式は ________ P2Pという。
→ ハイブリッド
【誤文訂正】ハイブリッドP2Pではピアの役割は固定されており変更できない。
→ ハイブリッドP2Pではノードの役割が柔軟に切り替わる。
必要であれば、「ピアのトポロジー比較」「オーバーレイネットワーク」「ピア検出アルゴリズム」など派生テーマでも対応可能です。
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