DMZに関するネットワークスペシャリスト試験
以下は「DMZ(DeMilitarized Zone:非武装地帯)」をテーマとしたネットワークスペシャリスト試験形式の問題10問です。
それぞれ【正解】【解説】【穴埋め】【誤文訂正】の4形式をセットで掲載します。
■ 問題1
DMZの主な目的はどれか。
A. インターネットと社内ネットワークの完全分離
B. インターネットに公開するサーバを安全に配置する
C. インターネットからのすべてのアクセスを遮断する
D. 社内ネットワーク上のプリンタを管理する
【正解】B
【解説】DMZは、外部に公開するWebサーバやメールサーバを社内ネットワークと分離して安全に配置するためのゾーン。
【穴埋め】DMZは、インターネットに公開する ________ を安全に配置するために設けられる。
→ サーバ
【誤文訂正】DMZは、社内のプリンタをまとめて配置するネットワーク領域である。
→ 正しくは「インターネットに公開するサーバを安全に配置する領域である。」
■ 問題2
DMZ構成におけるファイアウォールの役割は何か。
A. ハブの代用
B. サーバの自動構築
C. トラフィックの制御とアクセス制限
D. 電力供給の最適化
【正解】C
【解説】ファイアウォールはDMZを通るトラフィックを制御し、外部・内部からのアクセスを制限する。
【穴埋め】DMZ内のファイアウォールは、 ________ の制御とアクセス制限を担う。
→ トラフィック
【誤文訂正】DMZ内のファイアウォールは電力供給を最適化する。
→ 正しくは「トラフィックの制御とアクセス制限を行う。」
■ 問題3
DMZに配置されることが一般的なサーバはどれか。
A. 業務用ファイルサーバ
B. 内部DNSサーバ
C. Webサーバ
D. 内部グループウェアサーバ
【正解】C
【解説】Webサーバやメールサーバなど外部からアクセスされる必要があるものがDMZに配置される。
【穴埋め】DMZには、外部からアクセスされる ________ が配置されることが多い。
→ Webサーバ
【誤文訂正】DMZにはファイル共有のためのグループウェアサーバが配置される。
→ 正しくは「Webサーバやメールサーバなどが配置される。」
■ 問題4
DMZの構成方式として適切なものはどれか。
A. 単一ネットワークセグメント構成
B. ファイアウォール二重構成(内外分離型)
C. LANケーブルスイッチ構成
D. Bluetooth中継構成
【正解】B
【解説】DMZは外部ネットワークと内部ネットワークの間に挟む形で、2つのファイアウォールにより構成されることが多い。
【穴埋め】DMZは、 ________ によって外部ネットワークと内部ネットワークを分離する。
→ 二重のファイアウォール
【誤文訂正】DMZはBluetoothの中継構成によって形成される。
→ 正しくは「ファイアウォールによって分離されたネットワーク構成である。」
■ 問題5
DMZの構成上、攻撃者に最も狙われやすいのはどれか。
A. 社内イントラネットサーバ
B. DMZ上の公開サーバ
C. 管理用スイッチ
D. 社内のプリンタ
【正解】B
【解説】DMZに設置されているサーバはインターネットから直接アクセスされるため、攻撃対象になりやすい。
【穴埋め】攻撃者に狙われやすいのは、DMZ上に配置された ________ である。
→ 公開サーバ
【誤文訂正】DMZでは社内のプリンタが最も攻撃されやすい。
→ 正しくは「DMZ上の公開サーバが攻撃されやすい。」
■ 問題6
DMZに配置したメールサーバと社内ネットワーク間の通信で注意すべきことはどれか。
A. 通信速度
B. 文字コードの変換
C. フィルタリングポリシーの厳格化
D. インク切れ通知の有無
【正解】C
【解説】社内とDMZ間の通信はフィルタリングポリシーによって厳格に制御し、内部への侵入を防ぐ必要がある。
【穴埋め】DMZと社内の間の通信では、 ________ による制御が重要である。
→ フィルタリングポリシー
【誤文訂正】DMZと社内の通信ではインク切れ通知の管理が重要である。
→ 正しくは「フィルタリングポリシーによる制御が重要である。」
■ 問題7
DMZがセキュリティ的に不適切となる構成はどれか。
A. DMZサーバと社内DBが直接通信している
B. DMZサーバが外部からのみアクセスされる
C. 社内サーバはDMZを経由しない
D. DMZとインターネットは別ネットワークに属している
【正解】A
【解説】DMZサーバが内部のデータベースと直接通信していると、外部からの侵入時に内部情報が漏洩する恐れがある。
【穴埋め】DMZサーバと ________ が直接通信する構成は避けるべきである。
→ 社内DB
【誤文訂正】DMZサーバは常に社内DBと直接通信する必要がある。
→ 正しくは「社内DBとの直接通信は避けるべきである。」
■ 問題8
DMZ内のサーバに対し侵入された場合の被害抑制策はどれか。
A. 侵入検知システム(IDS)の設置
B. ネットワーク速度の制限
C. ポート数の増加
D. MACアドレスのランダム化
【正解】A
【解説】IDSを設置することで、不審なトラフィックやアクセスを検知して管理者に通知することができる。
【穴埋め】DMZサーバ侵入時の被害を抑えるには ________ の導入が有効である。
→ IDS(侵入検知システム)
【誤文訂正】DMZの被害を抑えるにはポート数を増やすのが有効である。
→ 正しくは「IDSの導入が有効である。」
■ 問題9
「三層型DMZ構成」とは何を指すか。
A. L3スイッチを3台使用する構成
B. クライアント層、DMZ層、内部ネットワーク層の分離
C. DMZ内に3種類のOSを共存させる構成
D. DMZが3箇所に分割された物理構成
【正解】B
【解説】三層構成では、外部クライアント・DMZ・内部ネットワークを明確に分離し、セキュリティを向上させる。
【穴埋め】三層型DMZ構成では、外部・DMZ・ ________ を分離する。
→ 内部ネットワーク
【誤文訂正】三層型DMZ構成では3台のL3スイッチを直列に接続する。
→ 正しくは「外部・DMZ・内部ネットワークを分離する。」
■ 問題10
DMZ構成が最も効果的に適用される環境はどれか。
A. インターネットに接続しないクローズドネットワーク
B. IoT機器専用のセンサーネットワーク
C. 外部にサービスを提供するWebアプリケーションサーバを含む環境
D. 一般家庭のWi-Fiルータ
【正解】C
【解説】DMZは、外部公開サーバを保護するために設けるため、インターネット向けサービスを提供する環境に適している。
【穴埋め】DMZは、 ________ を設置する環境で特に有効である。
→ Webアプリケーションサーバ
【誤文訂正】DMZはIoT機器専用ネットワークでのみ使用される。
→ 正しくは「外部にサービスを公開する環境で使用される。」
ご希望があれば、次は「WAF」や「ファイアウォールとの違い」などの関連テーマでも出題可能です。お申し付けください。
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