iBGPピアに関するネットワークスペシャリスト試験
以下は「iBGPピア」をテーマとしたネットワークスペシャリスト試験形式の問題10問です。
各問題は以下の構成に従って出題しています:
- 【選択式問題】
- 【正解】
- 【解説】
- 【穴埋め問題】
- 【誤文訂正問題】
■ 問題1
iBGPピアとは何か。
A. RIPを使用した隣接ルータ関係
B. 同一AS内のBGPルータ同士のピア関係
C. 異なるAS間のBGPルータ関係
D. OSPFでの隣接関係
【正解】B
【解説】iBGPピアとは、同じAS番号を持つBGPルータ同士で確立されるピア関係である。
【穴埋め】iBGPピアとは、________ AS内のBGPルータ同士で構成される。
→ 同一
【誤文訂正】iBGPピアは異なるAS間で確立される。
→ 正しくは「同一AS内で確立される。」
■ 問題2
iBGPピアでデフォルトのTTL値はどれか。
A. 1
B. 32
C. 64
D. 255
【正解】D
【解説】iBGPピアは同一AS内であり、複数ホップを越える可能性があるため、TTLの初期値は255である。
【穴埋め】iBGPピアのTTLのデフォルト値は ________ である。
→ 255
【誤文訂正】iBGPピアのTTLは1である。
→ 正しくは「255である。」
■ 問題3
iBGPピアが形成されるための必要条件はどれか。
A. AS番号が異なること
B. OSPFを使っていること
C. TCPポート179を使用していること
D. ネクストホップがルーティングテーブルにないこと
【正解】C
【解説】BGPはeBGP/iBGP問わず、TCPポート179を使用してセッションを確立する。
【穴埋め】iBGPピアのセッションは、TCPポート番号 ________ を使用する。
→ 179
【誤文訂正】iBGPはUDPポートを使って通信する。
→ 正しくは「TCPポート179を使って通信する。」
■ 問題4
iBGPピアに関する説明として正しいものはどれか。
A. iBGPピアはルート情報を他のiBGPピアに再配布する
B. iBGPピアではルート情報の転送に制限がある
C. iBGPでは常に全ルータが物理的に接続されていなければならない
D. iBGPピアはIGPによってのみルートを交換する
【正解】B
【解説】iBGPでは、受信したiBGP経路情報を別のiBGPピアには転送しないという制限がある(ルール:iBGP learned routes are not re-advertised to iBGP peers)。
【穴埋め】iBGPでは、他のiBGPピアから受け取った経路は ________ されない。
→ 再広告(再アドバタイズ)
【誤文訂正】iBGPでは他のiBGPピアから受け取った経路を自由に再広告できる。
→ 正しくは「再広告できない。」
■ 問題5
iBGPピアをフルメッシュで構成する際、ルータ数が5台の場合に必要なピア数は?
A. 5
B. 10
C. 20
D. 15
【正解】D
【解説】n台のルータをフルメッシュで接続するには、n(n-1)/2 のピア数が必要。5(5-1)/2 = 10。
【穴埋め】iBGPフルメッシュに必要なピア数は n(n-1)/________ で計算できる。
→ 2
【誤文訂正】iBGPフルメッシュでは、ピア数は n×2 で計算する。
→ 正しくは「n(n-1)/2 である。」
■ 問題6
フルメッシュ構成の代替策として正しいものはどれか。
A. DHCPサーバの導入
B. RIPへの移行
C. ルートリフレクタの導入
D. NATの使用
【正解】C
【解説】ルートリフレクタを使えば、iBGPピアのフルメッシュ構成を不要にできる。
【穴埋め】iBGPにおけるフルメッシュの代替策には ________ の導入がある。
→ ルートリフレクタ
【誤文訂正】iBGPフルメッシュを回避するにはRIPに変更するのがよい。
→ 正しくは「ルートリフレクタを導入するのがよい。」
■ 問題7
iBGPピアにおいて、ネクストホップが変更されない理由はどれか。
A. TTL制限のため
B. IGPルーティングとの互換性のため
C. AS外に出ないためネクストホップを変える必要がない
D. TCPではなくUDPを使用するため
【正解】C
【解説】iBGPではネクストホップは通常変更されず、受信したままのIPアドレスが使われる。
【穴埋め】iBGPでは、ネクストホップのIPアドレスは ________ されない。
→ 書き換え
【誤文訂正】iBGPではネクストホップは必ず自分のアドレスに書き換える。
→ 正しくは「ネクストホップは書き換えられない。」
■ 問題8
iBGPピア間でのルート情報の広がりを制御する方法として適切なのはどれか。
A. ASパス長を増やす
B. iBGPポリシーで属性制御を行う
C. OSPFを無効にする
D. TTLを1に設定する
【正解】B
【解説】iBGPでは、ルートマップやポリシーで属性制御を行い、経路情報の流通を制御できる。
【穴埋め】iBGPでは、________ によってルート情報の流通を制御できる。
→ ポリシー(ルートマップ)
【誤文訂正】iBGPではルート情報の制御は不可能である。
→ 正しくは「ポリシーで制御可能である。」
■ 問題9
iBGPピアのセッションが確立しない原因として適切なものはどれか。
A. IPアドレスの逆引きができない
B. TCPポート179がブロックされている
C. SNMPが無効
D. DHCPが未設定
【正解】B
【解説】BGPセッションはTCPポート179で確立されるため、ポートが閉じていればセッションは張れない。
【穴埋め】iBGPのセッション確立に必要なポートは ________ である。
→ TCP 179
【誤文訂正】iBGPではUDPポート179が使用される。
→ 正しくは「TCPポート179が使用される。」
■ 問題10
iBGPにおける経路の再広告の制限を緩和する技術はどれか。
A. RIPの再導入
B. EBGPマルチホップ
C. ルートリフレクション
D. NAT変換
【正解】C
【解説】ルートリフレクタを導入することで、iBGPにおける経路の再広告制限を緩和できる。
【穴埋め】iBGPでは ________ を使うことで再広告の制限を緩和できる。
→ ルートリフレクタ
【誤文訂正】iBGPでは再広告の制限を緩和する手段は存在しない。
→ 正しくは「ルートリフレクタで緩和できる。」
ご希望があれば、次は「ルートリフレクタ」や「ピアグループ」「MED/LocalPrefなどのBGP属性」も展開可能です。必要でしたらお知らせください。
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