IPv4/IPv6トランスレーションに関するネットワークスペシャリスト試験

 

以下に「IPv4/IPv6トランスレーション」をテーマとしたネットワークスペシャリスト試験形式の問題を10問まとめて作成しました。
各問に【正解】【解説】【穴埋め】【誤文訂正】を含みます。


■ 問題1

IPv4とIPv6のアドレス変換を行う技術の総称として適切なものはどれか。
A. デュアルスタック
B. トンネリング
C. NAT64
D. SLAAC

【正解】C
【解説】NAT64は、IPv6ノードとIPv4ノード間で通信する際にアドレスとパケットの変換を行う技術である。

【穴埋め】IPv4とIPv6のアドレス変換を行う技術は _______ と呼ばれる。
→ NAT64

【誤文訂正】トンネリングはIPv4とIPv6アドレスの変換技術である。
→ 正しくは、トンネリングは変換ではなく、カプセル化を用いて異なるネットワーク間でパケットを通過させる技術。


■ 問題2

IPv6ホストがIPv4サーバと通信するためにDNS64と組み合わせて使われる技術はどれか。
A. NAT66
B. NAT44
C. NAT64
D. ISATAP

【正解】C
【解説】DNS64がIPv6ホストに疑似IPv6アドレスを提供し、NAT64が実際のパケットをIPv4に変換して通信する。


■ 問題3

NAT64環境においてDNS64の役割はどれか。
A. IPv4アドレスを動的に再割り当てする
B. IPv4ノードの名前解決を無効にする
C. AAAAレコードを合成してIPv6アドレスを生成する
D. IPv6ノードのMACアドレスを登録する

【正解】C
【解説】DNS64は、IPv4のAレコードを元にIPv6のAAAAレコードを合成することで、IPv6ノードからの名前解決を可能にする。


■ 問題4

NAT64ではIPv6アドレスのプレフィックスとしてよく使用されるのはどれか。
A. 2001:db8::/32
B. 64:ff9b::/96
C. fe80::/10
D. ::1/128

【正解】B
【解説】NAT64では、IPv4アドレスを埋め込むためのプレフィックスとして 64:ff9b::/96 が標準的に使用される。


■ 問題5

IPv4からIPv6への移行において、NAT64を使用する際の制限として正しいものはどれか。
A. 双方向通信が保証されない
B. IPv6-only環境では使用できない
C. IPv4ノードからIPv6ノードへの通信は直接できない
D. DNSは必ず手動で設定する必要がある

【正解】C
【解説】NAT64はIPv6→IPv4方向の通信を主に想定しており、逆方向(IPv4→IPv6)の通信には他の技術(NAT46など)が必要。


■ 問題6

NAT64が行う主な変換はどれか。
A. TCPポートのリマッピング
B. IPv6パケットをIPv4に変換する
C. VLAN IDの再設定
D. DNSラウンドロビン制御

【正解】B
【解説】NAT64は、IPv6パケットをIPv4パケットに変換し、異なるバージョンのIPノード間の通信を可能にする。


■ 問題7

IPv4/IPv6トランスレーションにおいて、NAT64に代わってIPv4側からIPv6宛通信を可能にする技術はどれか。
A. NAT46
B. NAT444
C. 6RD
D. DNSSEC

【正解】A
【解説】NAT46は、IPv4ノードからIPv6ノードへの通信を可能にする変換技術である。


■ 問題8

次のうち、IPv4/IPv6変換に関する誤りはどれか。
A. NAT64はIPv6クライアントとIPv4サーバ間の通信に用いられる
B. DNS64はAAAAレコードがないときにAレコードから合成する
C. NAT64ではIPv6サーバとIPv4クライアント間の通信が行える
D. NAT64とDNS64はセットで利用されることが多い

【正解】C
【解説】NAT64はIPv6→IPv4通信を想定しており、IPv4クライアント→IPv6サーバの通信には非対応。


■ 問題9

IPv4/IPv6トランスレーションが必要となる主な理由はどれか。
A. トラフィック分散
B. IPv6ルータの電源管理
C. アドレス体系の非互換性
D. インターフェースの帯域制限

【正解】C
【解説】IPv4とIPv6はアドレス体系が異なるため、直接通信できず変換(トランスレーション)が必要になる。


■ 問題10

NAT64のアドレス変換で使用される「埋め込みIPv4アドレス」は、IPv6アドレスのどの部分に位置するか。
A. 上位48ビット
B. 下位96ビット
C. 中央64ビット
D. 最上位32ビット

【正解】B
【解説】64:ff9b::/96 のようなプレフィックスの下位96ビットにIPv4アドレスが埋め込まれる。


ご希望があれば、次のテーマ(例:NAT46の実装例、トランスレーションによるセキュリティ影響、IPv6-only環境下の考察)なども対応可能です。ご指定ください。

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