OSPFコストに関するネットワークスペシャリスト試験

 

以下は、「OSPFコスト」をテーマとしたネットワークスペシャリスト試験形式の問題10問です。
各問題に【正解】【解説】【穴埋め】【誤文訂正】をセットで提示します。


■ 問題1

OSPFにおいて、コストとは何を表しているか。
A. 隣接ルータのCPU使用率
B. リンクの使用料金
C. リンクの帯域幅に基づくメトリック
D. ルータの設置年数

【正解】C
【解説】OSPFのコストはリンクの帯域幅に基づくメトリックで、デフォルトでは帯域幅が高いほどコストが低くなる。

【穴埋め】
OSPFのコストは、リンクの ________ に基づいて決定される。
→ 帯域幅

【誤文訂正】
OSPFのコストはルータの設置年数に応じて決定される。
→ 正しくは「リンクの帯域幅に基づいて決定される。


■ 問題2

OSPFのデフォルトコスト計算式はどれか。
A. 100 / リンクのMTU
B. 100 / RTT
C. 100,000,000 / 帯域幅(bps)
D. 100,000,000 / 帯域幅(Mbps)

【正解】D
【解説】OSPFではデフォルトで「100,000,000 ÷ 帯域幅(Mbps)」でコストを計算する。

【穴埋め】
OSPFのデフォルトコストは「100,000,000 ÷ ________(Mbps)」で算出される。
→ 帯域幅

【誤文訂正】
OSPFのコストはRTT(往復遅延時間)で決まる。
→ 正しくは「帯域幅に基づいて決定される。


■ 問題3

100MbpsのリンクのOSPFコスト(デフォルト設定)はいくつか。
A. 10
B. 100
C. 1
D. 0

【正解】A
【解説】「100,000,000 ÷ 100,000,000(=100Mbps)」=10。

【穴埋め】
100MbpsのリンクのOSPFコストは ________ である(デフォルト設定時)。
→ 10

【誤文訂正】
100MbpsのリンクのOSPFコストは100である。
→ 正しくは「10である。


■ 問題4

OSPFコストが最も低いリンクの特徴として正しいものはどれか。
A. 信頼性が低い
B. 帯域幅が低い
C. 帯域幅が高い
D. ルーティングテーブルのエントリ数が多い

【正解】C
【解説】帯域幅が高いほどOSPFコストは低くなる。

【穴埋め】
OSPFコストが低いリンクは、________ が高い。
→ 帯域幅

【誤文訂正】
OSPFコストが低いリンクは、帯域幅が低い。
→ 正しくは「帯域幅が高い。


■ 問題5

OSPFのコストが「1」となるリンク帯域幅(デフォルト計算式)はどれか。
A. 10 Mbps
B. 100 Mbps
C. 1 Gbps
D. 10 Gbps

【正解】C
【解説】100,000,000 ÷ 1,000 = 100,000,000 / 1 Gbps = 1。つまりコスト1は1Gbpsのリンクに該当。

【穴埋め】
OSPFコストが1となるのは ________ の帯域幅を持つリンクである(デフォルト設定)。
→ 1 Gbps

【誤文訂正】
10MbpsのリンクはOSPFコスト1になる。
→ 正しくは「1Gbpsのリンクがコスト1になる。


■ 問題6

OSPFのコストは手動で設定できるか。
A. できない
B. できるが隣接ルータの同意が必要
C. できる(管理者が明示的に指定可能)
D. できるが再起動が必要

【正解】C
【解説】OSPFコストはインターフェースごとに手動で明示的に設定可能で、帯域幅に基づく自動設定を上書きできる。

【穴埋め】
OSPFのコストは、________ により明示的に設定可能である。
→ 管理者

【誤文訂正】
OSPFコストは自動設定のみで手動では変更できない。
→ 正しくは「手動で変更可能である。


■ 問題7

次のうち、OSPFコストの計算に影響を与えないものはどれか。
A. インターフェースの帯域幅
B. 管理者による手動設定
C. トラフィック量
D. コスト計算式の変更

【正解】C
【解説】トラフィック量(現在の混雑度)はOSPFのコストに反映されない。QoSやその他プロトコルで管理される。

【穴埋め】
OSPFコストは ________ の影響を受けない。
→ トラフィック量

【誤文訂正】
OSPFコストはトラフィック量に応じて自動で変動する。
→ 正しくは「変動しない。


■ 問題8

OSPFコストを意図的に高く設定する目的として最も適切なのはどれか。
A. セキュリティ向上のため
B. ネットワーク監視のため
C. 経路選択の優先度を下げるため
D. MTU調整のため

【正解】C
【解説】高いコストを設定することで、その経路の使用頻度を下げ、他の経路を優先させることができる。

【穴埋め】
OSPFでコストを高くすると、その経路の ________ が下がる。
→ 優先度

【誤文訂正】
OSPFでコストを高く設定するとその経路が優先されやすくなる。
→ 正しくは「優先されにくくなる。


■ 問題9

OSPFで複数経路のコストが同じである場合、どのように動作するか。
A. 高速リンクが自動選択される
B. ランダムに選択される
C. 同時に複数経路を使用する(ECMP)
D. 最も古い経路が使用される

【正解】C
【解説】OSPFは同じコストの複数経路を持つ場合、Equal Cost Multi Path(ECMP)により負荷分散を行う。

【穴埋め】
OSPFではコストが同じ経路が複数ある場合、________ により負荷分散が行われる。
→ ECMP(Equal Cost Multi Path)

【誤文訂正】
OSPFでは同じコストの経路が複数あっても1つしか使われない。
→ 正しくは「複数経路が並行して使用される(ECMP)。


■ 問題10

次のうち、OSPFコストに関する適切な設定方針はどれか。
A. すべてのインターフェースのコストを0に設定する
B. 帯域幅にかかわらず等しいコストに設定する
C. リンクの品質や用途に応じてコストを調整する
D. 管理負荷軽減のためコスト設定をしない

【正解】C
【解説】適切なルーティングを行うためには、リンクの品質や帯域幅に応じてコストを設計する必要がある。

【穴埋め】
OSPFでは、リンクの ________ に応じてコストを調整するのが適切である。
→ 品質や用途

【誤文訂正】
すべてのリンクのコストは0に設定すべきである。
→ 正しくは「リンクの特性に応じて適切に設定すべきである。


必要に応じて、次の関連テーマ(SPF計算への影響・マルチエリア環境でのコストの扱いなど)も展開可能です。ご希望があればお知らせください。

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