負荷分散装置のSSL/TLSオフロード機能

 了解しました ✅

以下に 「負荷分散装置のSSL/TLSオフロード機能」 をテーマとした ネットワークスペシャリスト試験 択一式問題10問と解答・解説 を作成しました。



---


負荷分散装置のSSL/TLSオフロードに関する問題集(択一式)



---


問題1


SSL/TLSオフロードの主な目的はどれか。

A. サーバのディスクI/Oを削減する

B. サーバのCPU負荷を軽減する

C. ネットワーク帯域を圧縮する

D. サーバのメモリ使用量を削減する


正解:B

解説: SSL/TLSの暗号化・復号処理はCPU負荷が高いため、負荷分散装置で処理することでサーバ側のCPU負担を軽減する。



---


問題2


SSL/TLSオフロードによりWebサーバで不要となる処理はどれか。

A. アプリケーションロジックの実行

B. 暗号化通信の復号処理

C. HTMLコンテンツの生成

D. セッション維持機能の処理


正解:B

解説: 暗号化通信の復号処理を負荷分散装置が肩代わりするのがオフロードの仕組みである。



---


問題3


SSL/TLSオフロードを利用する場合、負荷分散装置に必要なものはどれか。

A. Webアプリケーションのソースコード

B. サーバ証明書と秘密鍵

C. サーバのアクセスログ

D. DNSゾーン情報


正解:B

解説: 負荷分散装置が暗号化・復号処理を行うため、サーバ証明書と秘密鍵をインストールする必要がある。



---


問題4


SSL/TLSオフロードのデメリットとして正しいものはどれか。

A. サーバの応答速度が低下する

B. 通信のエンドツーエンド暗号化が失われる

C. サーバの負荷が上昇する

D. HTTPSが利用できなくなる


正解:B

解説: オフロード後の通信は負荷分散装置からサーバまで平文になるため、エンドツーエンド暗号化が維持されない。



---


問題5


SSL/TLSオフロード後も内部通信を暗号化したい場合に利用される方式はどれか。

A. SSL/TLS再暗号化(Re-encryption)

B. DNSラウンドロビン

C. HTTPリダイレクト

D. ARPスプーフィング


正解:A

解説: 負荷分散装置で復号後、再度TLSを適用してサーバに転送する方式を「SSL/TLS再暗号化」という。



---


問題6


SSL/TLSオフロードを行う負荷分散装置の処理負荷を軽減する方法はどれか。

A. 圧縮アルゴリズムの利用

B. セッションキャッシュやSSLセッション再利用

C. ポリシング制御

D. IPアドレスマスカレード


正解:B

解説: セッション再利用やキャッシュを用いることで、毎回完全なハンドシェイクを実行せずに済み、負荷を軽減できる。



---


問題7


SSL/TLSオフロードに関連する脅威で、証明書の取り扱いに注意すべき点はどれか。

A. 負荷分散装置のARPテーブルに保存される

B. 秘密鍵が負荷分散装置に格納される

C. Cookie情報が自動的に暗号化される

D. DNSサーバに秘密鍵が保存される


正解:B

解説: 秘密鍵を負荷分散装置に格納する必要があり、セキュリティ管理上のリスクが生じる。



---


問題8


SSL/TLSオフロードを利用する環境で、セキュリティ上の考慮点として適切なのはどれか。

A. 内部ネットワークを信頼して再暗号化しない設計にする

B. 負荷分散装置とサーバ間の通信も暗号化する

C. 公開鍵を負荷分散装置に保存しない

D. HTTPではなくFTPで運用する


正解:B

解説: 内部ネットワークであっても盗聴リスクがあるため、再暗号化によるTLS通信が推奨される。



---


問題9


SSL/TLSオフロード機能を利用するときに、負荷分散装置で確認できる情報はどれか。

A. 平文化されたアプリケーション層の内容

B. サーバのディスク容量

C. サーバのCPU使用率

D. クライアントのブラウザキャッシュ


正解:A

解説: 負荷分散装置で復号処理を行うため、アプリケーション層の内容を確認・制御できる。



---


問題10


SSL/TLSオフロードを利用する場合、可用性とセキュリティの両立のために必要な設計はどれか。

A. 秘密鍵を全サーバに分散配置する

B. 負荷分散装置にHSM(ハードウェアセキュリティモジュール)を導入する

C. DNSに証明書を登録する

D. サーバごとに異なるポート番号を使用する


正解:B

解説: HSMを利用することで秘密鍵を安全に管理でき、負荷分散装置の可用性とセキュリティを両立できる。



---


まとめ


利点:サーバのCPU負荷軽減(問1, 2, 3, 6)


課題:エンドツーエンド暗号化の欠如、秘密鍵の管理リスク(問4, 7, 8)


追加設計:再暗号化やHSM利用でセキュリティ強化(問5, 9, 10)




---


👉 次は「SSL/TLSオフロードとセッション維持機能の組み合わせ(スティッキーセッション+TLS)」について問題を作成しますか?


コメント

このブログの人気の投稿

ミライアイ内服薬は薬事法違反で、ほとんど効果がない詐欺ですか?

最高裁での上告理由書受理・却下の判断基準について

裁判官の忌避申立書の作成例